こんにちは。和歌山市、南大阪(岸和田市・泉州地域)地域を中心に全国で介護技術のセミナー 介護技術の研修 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 予防介助専門士養成講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)
皆さんは動きがうまくいっていない人目の前にいた時にどうするだろうか?
このブログの読者は専門職の方が多いが、例えば、つかまることが出来れば立ち上がり可能(その日の調子による)
この人が移動をしたいから立ち上がりたいという。その時にどのような対応をするだろうか?
なかなか立ち上がりができない人を見て、どのような介助をするだろうか?
この時 やってはいけない介助の中の代表が、『ズボンの後ろを掴んで上方向に引っ張ること』です。これなぜいけないのか?
誰かに立ち上がりを手伝ってもらう時にズボンの後ろを上げてもらうとわかりやすいです。
これ、立てないです(笑)
起こっている現象は同じですが、体を支えて上に引き上げる動作を介助で行いますか?
実はこれも立てないです。(ズボンよりは幾分マシでしょうか?)でもまぁ、これも立てないです。
セミナー受講済みの人とそうでない人が二人介助で被介助者の立ち上がりやベッド上の動きを支援した時にお互いの支援するベクトルが違うために、苦労する場合があります。
それがこの立てない理由でもあるのですが、人が立ち上がりを上手にしようと思ったときには進むべきは下方向なのです。上に引き上げる介助をするということは、人が立ち上がり動作をしようとする動きをは逆方向に動くこととなります。
数日前のブログにも書きましたが、人の動きを引き出すために必要なことは、動きを感じることです。動きを感じるということはどうすることが一番手っ取り早いか?
(立ち上がり動作の場合)重力方向に動いて骨盤の転がりや足にかかる圧と動きをじっくりと感じること。
そして重要なのが、骨を感じることです。そもそも、重力方向に動いていないと足を感じるなんてできませんが、介助者が、被介助者の足をじっくりと骨を感じるようにもんであげてください(優しくね。ガシガシするのはダメよ)。そうすることで実感することが出来ますので。
相手の足の骨を優しくゆっくりともんであげることも実はそれだけで相手は自分の足を感じやすくなります。結果立ち上がりがしやすくなります。
ホントに簡単な手法です。足の力が低下してしまっている人を介助するときに下に下がるのってホントに介助する側からしたら怖いんですよね。気持ちはわかります。
でも人って下に下がらないと動けないという動作上の矛盾です。
二人介助するときにはこの認識の矛盾がオペレーションの混乱を生んだりします。
動くときにはまず下。わかっている人もいると思いますが、実際の動作と結びつけるためには体験学習を。
立ち上がりを楽にすることが出来ますよ。