こんにちは。和歌山市、南大阪(岸和田市・泉州地域)地域を中心に全国で介護技術のセミナー 介護技術の研修 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 予防介助専門士養成講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)
実は先月のことですが、2つ資格を取得しました。
ひとつは 皆さま知っての通り 予防介助講座の上級コース教師
そしてもう一つは 認定特定行為一号 の研修を修了しました。
知らない人のために少し説明すると、認定特定行為とは、介護職員が、必要な利用者様に対して、吸引や胃ろうの注入ができるといった資格です。修了後、和歌山県に登録することで認定特定行為を行うことが出来ます。
中でも
1号 胃ろうからの経管栄養注入 経鼻経管栄養の注入 口腔内の吸引 鼻腔内の吸引 気管カニューレ内部の吸引
五行為と言いまして。
五行為すべて行うのが1号になります。それ以外にも2号 3号と ありますが。
ン十年ぶりに実際の医療現場に赴き、技術の実習を行ってきました。
北口所長の地元にある古き良き伝統のある療養病院で、あぁ~昔ばーちゃんがここで亡くなったなぁ
と感慨に浸りながら2日間先生について実習をしてきました。
いつも思います。教えてもらうことが出来るって本当に何にも代えがたいくらいありがたいです。
おじさんになると誰にも教えてもらうこともなくなりますもので。
1から10まで先生にレクチャーいただけるのは、懐かしい気持ちになりました。若返ったニュー北口所長です。
自分としては、今回胃ろう、経鼻経管栄養 口腔内と鼻腔内と気管カニューレ内部の吸引 療養型の病院に入院している患者様とはいえ、昨今そんなに対象者いるの?という気持ちでしたが…
結果、意外と居ました。(体感 めっちゃいる)
北口所長の考えとしては、一昔前と比べてみて、かなり少なくなっているのでは?と勝手に思っていました。
印象としては...廃用症候群と呼ばれる病態の方が普通にいます。
なぜ勝手に今回の認定特定行為(廃用症候群含む)の対象者が一時期より減少したと、北口所長が勝手に思ったのかと言いますと。
昔とは病気や術後の対応等、廃用への対応が変わってきているからです。最近は病気で倒れて手術をしたとしましょう。次の日からリハビリが介入します。
福祉用具も充実してきました。エアーマットなんてのもマットの形が変わります。体位変換の頻度を減らすことが出来ます(業者が言うにはね)。高齢者虐待防止法なんてのもできました。もちろん虐待する人はいないです(まれにいますが、逮捕されて大ごとになっています)。加えて、身体拘束に対しても厳しくなりました。
廃用症候群包囲網が狭まっているはずなのになぜ??
実は、世の中が整ってくるがゆえに、動くことが少なくなることによって動けなくなるという新しい病態が生まれています。
結果 廃用症候群は減らない。フレイルもなくならない。
※廃用症候群に関しては予防介助のセミナーでも詳しく説明します。
動かなくてもいいんですよ。ベッドの上で人が動かなくてもマットが動いてくれますから。移乗するときにもロールボードで滑るますから、動いちゃだめよ危ないから。
ベッド上の動きもツルツルのスライディングシートを用いて滑ります。これも一緒で動いちゃダメ危ないから。
そうすると人間はどうなるのか、緊張が抜けずにどんどん固くなります。固くなるとどうなるのか、そもそもしている小さな動きさえもできなくなります。小さな動きができないとどうなるのか、体の循環が悪くなります。循環が悪くなるとどうなるのか...その後も延々なくなるまで負のスパイラルが続きます。
何がなくなるのか?『ゴソゴソ』する機会がなくなります。
この『ゴソゴソ』馬鹿に出来ないのです。
ゴソゴソできないように体を押さえつけられると…苦しくなります。
今では動く機会がなくなることによる廃用があふれかえっているということになっています。
その現実を確認できたところも
実習できたことも今回の実習はよかったと思います。
少なくなっているという希望的観測はあったものの、廃用症候群の数としては一昔前と比較したとしても、少し減っている、いや、ほとんど変わらない状態でした。
ということはまだまだ広めないといけないということです。その廃用症候群を助けてあげることが出来るのは、予防介助の技術しかありませんもので。
皆さんで助けましょう。カチカチになってベッドの上で固まって動けなくなってしまっている人たちを助けてあげることが出来る技術があるのです。
もちろん軽度の人に対しても有効です。
勉強すればどなたにでもできます。専門職でなくとも大丈夫です。
相手の人生を変える介助をあなたの手で是非。