こんにちは。和歌山市、南大阪地域で介護技術のセミナー 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 予防介助専門士養成講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)
数日前に、所長が勤務する高齢者住宅の住人が逝去された。入居者がご逝去されることは時々あることなのであるが。
そう。入居と退去の話が出るときにやり取りするのが、電気の契約と解約です。
入居者様が入居されるときには、所長の北口が某電力会社にTELし、契約し、電気を利用するのである。今回は退去の際の電気代の契約の解約である。
今回、ご逝去された方の解約を行うために某電力会社に連絡をする。TELすると、受付のお姉さんがやさしく対応してくれる。
北口 『電気の契約を解約したいのですが』
お姉さん 『わかりました。供給地点が分かるお客様番号は...。』
北口 『いや。わからないので住所からお願いします。契約者の名前はAと言います。』
お姉さん 『特定できました。解約にあたってご本人はご存じでしょうか?』
北口 『死亡されています。』
お姉さん 『今回お電話いただいているのは息子様でしょうか?』
北口 『いや、この建物の家屋管理人です。』
お姉さん 『解約に関してはご家族様か親族様でないとお手続きできないのです。』
北口 『ええっつ。ホンマですか?』『いつからそうなったんですか?』
お姉さん 『前からです』
北口 『前からって?ここ10年ほどずーっと代理で解約できていましたけど...』『前からってことはないと思いますが?』『それホンマに言っています?』
お姉さん 『とはいっても、前からそのようになっています。』
北口 『いやいや、それ絶対ないよ。』『でもまぁ、じゃあどうしたらいいのでしょうか?』
お姉さん 『どなたかご親族の方に連絡いただく必要があります。』
北口 『この方、身寄りがないのですが…(ごめんなさい。めっちゃ身寄りありますが…)』
お姉さん 『その場合は契約していただいた時の、登録している電話番号にかけて確認することになります。』
北口 『ちなみにその電話番号って、ウチの施設の電話番号かもしれませんよ?073-***-****』
お姉さん 『ん-。違います。しかしながら、まずは契約時の電話番号に電話することになります。それがつながらない場合はこちらで調査をすることになります。』
北口 『まぁ。前からそうなっていたという話には到底納得はできませんが、そちらのルールなら今後そうするしかないですね。』
といったやり取りをしたのちに。まぁ仕方ないな~。と多忙のため、いったんは記憶から消える。
そして午後から所長の仕事用携帯に着信が入る。聞けば関西電力の方らしい。今度はちょっと年上っぽい方の声。先ほどのお姉さんの上司だろうか?(以降上司)
上司 『午前中に連絡をいただいた、身寄りのない方の解約の件ですが…』(この時点で北口の記憶から9割消えている)
北口 『ああああー。そうそう。やり取りしました。』『それではっきりさせたいことがあるのですよ。』
北口 『朝、対応してくれたお姉さん。前から、解約の時には親族でないと解約できないっておっしゃっていました。…あれ、前からじゃないですよね?僕ずーっと、代理で契約も解約もしてきました。こないだも1件済ませたところです。ここ10年この仕事してきているので、お姉さんが言う前から、というのにどうも違和感を感じます。いや、違和感というより。それ嘘ですよね?』
上司 『それにつきましては...前からではないです。』
北口 『ちなみにいつからなんですか?』
上司 『2週間ほど前です。』
北口 『全然前からちゃうし』『11月中やん。先月やし。』
上司 『すみませんでした。間違った情報を伝えてしまいまして、申し訳ないです。』
北口 『いやいや。ちょっとすっきりしました。』
上司 『午前中に相談いただいた方の連絡先を理解していますでしょうか?』
北口 『いや、わからんと思うよー。どこの電話番号で登録しているのかもわからんし。』『カルテの中のアセスメントシートに乗ってある、自宅っぽい電話番号を何気なく”これでしょうかね”と伝えてみる。』
上司 『あーそれです。』『ちなみに、その人の支払い方法ってどうしていたかご存じでしょうか?』
北口 『んー。わからんけど、銀行振替でしょうかね?』
上司 『その銀行口座がどこかとかわかりますでしょうか?』
北口 『ん?それって解約をするために必要な情報を聞いています?』『もちろんうちのお客さんだったので、口座はネットバンキング内で把握していますが…それをお伝えするの?』『んー...***銀行』
上司 『ありがとうございます。これで解約ができます。』
北口 『ちょっと気になったこと聞いていいでしょうか?』『これ、身寄りがない方って、解約できませんよね?そうなると、銀行口座を閉鎖する人もいない。口座にお金が残っている以上は毎月料金かかり続けませんか?』
上司 『そうなんです。現状そうなります。』
北口 『それって少額でもずっとかかり続けるんですよね?』『次の入居者が入るときにはどうなるんでしょうか?』
上司 『その時には調査をして、その人が住んでいないことを確認したうえで、新しい入居者の契約となります。』
北口 『そしたら、仮にその次の入居までに1年間があったとしたときには、その1年間は基本料金はかかり続けるということになりますか?そして、解約時にこの方、亡くなっているんですというこちらからの解約申請をすることはできずにことが進んで、次の入居者が入居されたときにやっと調査をして、それで、その間に発生した費用は取りっぱなしということになるなら、少額やけどもうかりますね。』
上司 『すみません。しかしながら現状ではそうなります。』『施設に入所している身寄りのない人に対する特例なども話し合っていく必要はあると考えています。』
北口 『いやいや。仕方ないことなら仕方ないです。』『今後どうするかの対応が必要ということになりますから』『となるとはじめっから、息子ですって言ってすんなりことが進むような気づかいも必要ということですよね。』
上司 『いや、それは...』
北口 『いやいや、ちがいますよ。お伝えするのはこっちですから。』『というのも、ほかに方法がないのであれば仕方ない話だと思います。』『すみません。今後どのようにすればいいのかを知りたいのです。』
『ありがとうございます。そのルールの適用がずっと前からそうでなかっただけで僕は納得していますので。』
上司 『お手数をおかけしてすみませんでした。』
というやり取りを、めちゃ忙しい中で行った。なんやろなー。もっと柔軟になればいいんですけど。毎回そんな文句ばっかり言っているわけではないのです。
ほんとに。優しい所長なのです。
ここで気になるのが、契約の時に某電力会社に伝えるのはほとんどの場合が、ウチのサ高住の電話番号なのです。その時に親族じゃない時にも解約ができないのか...。
疑問は募るばかりだ。
久々の所長の日常⑪でした。