こんにちは。和歌山市内で介護技術のセミナー 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 総合身体介助講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)
先日、朝活練習会を開催しました。ケアとふれあい研究所は、動きに特化したようなセミナーや、介護技術のセミナーを開催し、多くに方々に参加していただいています。
しかしながら、受講してそのままの方が多いのも悲しい現実です。
何とか、セミナー修了後、忘れてしまった人へのフォローアップ。あとは、ちょっとどんな感じか体験してみたいといったような体験希望の方についても、この練習会で補完しています。
自然と出席回数が多い人が偏ってきます。そりゃぁやる気がある(ほかの方がやる気がないわけではない)のと、必要性を感じているからそうなります。
やはり、回数をこなす人は、ゴッドハンドになっていきますね。
今回も、福祉用具のanさんをお借りして開催。
久々に数年ぶりの参加者様に来ていただけました。数年前にけがをされて、その後コロナ禍になり、なかなか参加される機会がなかったのですが、今回久々に和歌山まで来ていただけました。
いつもの通り、まずは自分の体を感じるところから。練習会をするときには必ず、自分の体に注意を向けてもらいます。そして、触れた部分の情報を受け取るところから。
最近感じるのですが、アドバンスコースを受講されたかたは、パーツ同士を動かすことに目が向きがちですが、実はもっと入りの部分で、ベーシックコースで学習した
皮膚×肉×骨 のレベルから感覚を深めるとより質が高くなります。
アドバンスまで学習してしまうとつい楽しくなって動かしてしまいがちですが。練習会では本当に参加者の皆様にとって練習のようなことをします。
今回はレギュラーとなった理学療法士のミスターKと県外からお越しの介護福祉士様。
ミスターKは、ある程度習熟しているので、さらにベーシックの深いところの内容の復習から。
久々に参加された介護福祉士様は数年前にベーシックコースを受講された経験はあるもののブランクが長いのでそれぞれ違う活動を提案しています。
今回は、嘘みたいな結果が出ました。
なんと骨折歴があり、動きに制限がある左ひじが、今回の練習会のワークでなーんと…見てる人が”普通やん”とツッコミを入れたくなってしまうようなくらいに、曲がっています。
しかも、その影響で動きが突っ張るように感じていた左半身の動きがスムーズになって、左の巻き肩含めて姿勢が大きく変化しました。
さらには、あまり感覚がクリアではなかった手指の握りこみに関してもしっかり握りこめるようになりました。
この動画から、施術をするための指導をしているように受け取られがちですが、シンプルラーニングを使って治しているわけではなく、シンプルラーニングを使って関わることで感覚レベルで自分の動きに気づき、結果、改善するという感じですね。
いつもどのようにすれば内容を理解していただけるか考えながらブログやSNSを活用しているのですが、結果、受講してみないとわからないのです。
こればかりは、動画を見たり、エア動作で真似してみたりで感じられるものではないですので、ぜひ受講しに来ていただければと思います。