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アドバンスコース教師誕生

こんにちは。和歌山市内で介護技術のセミナー 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 総合身体介助講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)

 

 

2022年9月からスタートしたシンプルラーニングアドバンス教師養成コースの最終セグメントが2023年1月23日に終了し、日本…いや、世界で初めて8名のシンプルラーニングアドバンスコース教師が誕生しました。

 

 

8名の参加者が2グループ4名に分かれて学習してきましたが、今回は8名が合同で挑む最終セグメント。このセグメントで、アドバンスコースに加えて、シンプルラーニングのスキルアップコースも開催することが出来るようになります。

ちなみにスキルアップコースとは、シンプルラーニングの内容をほかの何かに応用するコースの事。~寝たきりから歩行までの支援~とかシンプルラーニングは何にでもトッピングすることが出来るところが素晴らしいところです。

 

ちなみに画像は北口の出番の画像です。

 

かねてから取り組んでいる、『演奏者のためのシンプルラーニング』(SAX編)

今回は一人が行う時間制限もあったこともあり、サックスを吹くときのマウスピースと舌、の感覚と口内空間の理解とタンギングについて。

 

口内の感覚に注意を向けてもらっているという何とも地味な画です。

 

今回理解したことは、楽器自体が上手になるためには練習であったりテクニックを学習するためのレッスンだったり。でもそれ以上に…

 

楽器とうまくかかわるためには…もっと重要なことがあるということが理解できました。

結果にとらわれるのではなく。シンプルラーニングをするということ。楽器を演奏することで大事なのは

きれいな音を出す事や、

フラジオ音域が出せるようになる、

フィンガリングが上達する

 

それは練習で身に着けるもの。演奏者のためのシンプルラーニングではそれ以前に大事にするものがある。

 

 

 

画像は寺谷先生の階段昇降をシンプルラーニングを用いて行えるようにというもの。

 

寺谷先生が活動する広島の地域では、坂道や階段が多くて高齢者が困っているそうな。そんな環境から、坂道や階段を克服できるようにとの理由から考案したとのこと。

 

松本先生はなーんと野球のバットでボールを打つ。これ嘘みたいですがマジで当たるようになりました。

 

室内なのでサランラップの芯とプラスティックボールで仮想してワーク。

 

人間の感覚ってホントに素晴らしいです。これ、おそらくはバットでも効果が出るはずですね。※個人差あり

 

みんな大まじめに取り組んでいます。

 

北口以外の7人もそれぞれのシンプルラーニングがあり、入浴動作や呼吸等。とても興味深い内容ばかり。今回の4日間は嘘みたいに一瞬で過ぎ去りました。

 

今回の一番びっくりは松平先生の

赤ちゃんの運動発達をシンプルラーニングで紐解く

というもの

 

子供の発達にシンプルラーニングの関係性LVをぴったりはめ込んだスキルアップコースには涙が出ました。

『これを聞いたら泣いて喜ぶ発達障害のお子様をお持ちのお母様方がどれだけいるか』

発達障害のあるお子様の対応や、発達をとりもどすヒントになると考えられます。

歩けない、お子様に親は何をさせたいか…装具を付けて無理に歩かせるよりも発達を取り戻すまた別の方向性がある。障害児の親御様は、健常の子供と同じ動作を目指そうとしてしまうもの…気持ちはわかりますが。

シンプルラーニングの可能性は無限ですね。

 

 

これは本当にみんなに聞いてほしい内容です。

 

松平先生のこの授業は機会があれば松平先生のいる東京まで勉強しに行きたいですね。

 

 

画像は赤ちゃんの動きを頑張って体験している44歳の北口。赤ちゃんの動きって超絶きつい(笑)

 

最後はみんなで集合写真。シンプルラーニングマークのポーズ。シンプルラーニングで幸せな人を増やしていきましょう。

何にいいの?ってまだ聞かれますけどねすべてにいいのです。生きることが楽しくなりますよ。

 

シンプルラーニング和歌山のコースでお待ちしています。