キネステティク辞めてみました

キネステティク辞めてみました

 

 

こんにちは。和歌山市内で介護技術の研修、セミナー 総合身体介助講座 シンプルラーニング 触れる 等のセミナーを行う当研究所の北口といいます。

 

 

いきなりですが…正確に言えばキネステティクの表記を外してみました。

キネステティクの講師という肩書(これはだれでも自由に名乗れます)をやめてみました。

 

 

なぜか…

 

 

ある時から常に考えていましたが、キネステティクの概念(キネステ用語)に関して、かなり当たり前な世の中になってきました(世の中まだまだボディメカニクス…いや、それにもなり切れていないですが)

相手が動くための空間が必要ですよ。時間が必要ですよ~。なんて最近ではそう珍しくなくなってきました。考えてみればそりゃそうです。当たり前ですから。

 

 

例えば感覚やインタラクション

深く知ってしまえば人として当たり前の事柄ですよね?そんな中で動きを合わせるとどんな気持ちですか??空間や時間、力はどうですか??…よく考えれば当たり前なことにキネステティクとミステリアスな感じで名乗る必要があるのか(キネステティクの概念だから仕方ないといえば仕方ないですが…)

ちなみにキネステティク ← 僕の知り合いカタカナで書いても正しく発音できません。そのくらいなじみのない言葉なのです。同じ言葉を扱うのであればみんなが理解できる言葉の方が有効です。

みんなでキネステ語の勉強から入る…ってのも遠回りなのでは。

 

 

マスとつなぎorマスとスペース 体のパーツを同時に動かすことはしんどいことです。つなぎを固めるとスムーズに動けなくなりますよ。しかしながらそれは用語を覚えないと困難なことでしょうか?つなぎでもスペースでもいいでしょうが…ただ、言葉や概念は大事ですもので。言葉で説明できるものは必要であると考えられます。特に 押しと引き 保つと運ぶ 体位 あたりはちょっと変わり切れない概念です。

”そんなのキネステじゃない”なんてよくキネステ愛好家の間で論争していますが。なんと申し上げていいのやら…

 

 

ちなみにキネステ…キネステティクは偉大です。当研究所の”ケアとふれあい”の”ふれあい”はキネステティクの概念の”interaction”から来ています。(本来はやり取り、みたいな意味なのですが)

 

 

私自身が、ボディメカニクスで体を壊し、キネステに出会い、シンプルラーニングに出会った、学習してきたことを全部お伝え出来たらなー。と考えていましたが、総合身体介助講座(年末のRIZINを見ていた時に、…これや、総合やwww)格闘技ではないですが、看護、介護、リハビリ、その他現場で働く人やご自宅で悩む方たちが受講すると触れ方から体の使い方、動かし方まで補完できるような介護に特化した総合的な体験学習から、健康と動きについて学習することができればなーと考えて企画しています。

 

 

総合身体介助講座(仮) としていますが、素敵でかわいい名前があれば募集しています。