当研究所でのワークショップや体験会で時々出てくるこの、ハンドリングという言葉ですが
なにかと言えば簡単に言えば、介助をするときの手つきであったり、タッチする際の技術、動き、そこに居ることに対する寄り添い方の事を指して言っています。相手を掴むであったり、操作するといった意味合いもありますが、当研究所では前者のポジティブな意味合いでハンドリングという言葉を使っています。
ただ『触れる』という行為のみを見ても、ハンドリングに含まれると考えています。
人は常に動いているもの(呼吸や細かな体位を変えたり、ゴソゴソしたりも動きに該当します)ですので、ただ相手に触れるというのも動きに寄り添い、時には誘導、介助が必要であることからケアや介助の最小の単位と考えられます(←当研究所解釈)。
となると、触れるという行為にたいしてもじっくりと丁寧なハンドリングで行うことで、ケアや看護婦の質が上がります。
しかしハンドリングも動きの学問。体験してみないとわかりませんよね。
触れることや人の触れ方に特化した体験会を和歌山市内で開催しています。